「るるる」はイシダ印刷の同人誌部門です。
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※直接搬入対応・取り扱い用紙の違いなどサービスが異なるため印刷・製本費用も異なります。
「同人誌」は明治時代からつくられていた!~同人誌をつくろう(1)~
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
共通の趣味を持った人たちが集まってつくられた、私的なサークルなどのことを「同人」と呼びますが、主に執筆活動を中心としたそれらの同人で発行する機関誌のことを「同人誌」といいます。これなら聞いたことがある方は多いかもしれませんね。
ちょっと固い言い方をしましたが、この「同人誌」、実は歴史もありながら、現代でも多くの種類がつくられているのです。「同人誌」は一般的な雑誌と違い、出版社などの公的な機関を通して出版されていないものを指します。
そのため、より自由に、よりマニアックに内容をつくることができるのです。なかにはカリスマ的な人気を持つ同人誌もあったりして、なかなかおもしろい世界です。
「同人誌」は、古くは明治時代、文芸の世界にその始まりを見ることができます。小説家の尾崎紅葉、山田美妙らが中心となって発足された文学結社である「硯友社(けんゆうしゃ)」が発行した「我楽多文庫」が日本で初めての同人誌といわれています。掲載されていたのは小説、詩、短歌などだったそうで、その内容は、当時の文学界に大きな影響を与えたのだそう。
カリスマも生まれるその魅力とは?
現代に話を戻してみますと、コミケ(コミックマーケットの略。「コミックマーケット準備会」が主催で夏と冬に行われる)をはじめとした同人誌即売会が各地で行われ、どこも大盛況らしいです。
なぜこんなにも人気があるのでしょうね。
理由のひとつに、「好きなことを自由に書いて冊子にできる」からではないでしょうか。書店で売られている本はいわゆる「完成」されています。内容やデザインはプロがつくり、出版社が中身をチェックして整えられています。たくさんの人の目を通して発行されるため、中身も外見も洗練され、売ることを前提としたクオリティの高い「商品」になっています。
しかし「同人誌」は本来、趣味性が高く、いわゆる「商品」として儲けることを前提にしていません。その分、人の思いが強く、自由に表現されています。全国規模にはならなくても、その表現に共感する人が現れて、カリスマ性を持った執筆者が出てくるのもその理由でしょう。
「同人誌」は固く考える必要はありません。誰にでもつくることができる「自分の世界」を表現した冊子です。誰にも邪魔されず、ましてや内容を指摘されることもない。自由につくることができます。好きな世界を好きな者同士でつくるのもよし、個人でつくるのもよし、です。
そこで心配されるのは「費用」ではないですか?
そこはこのイシダ印刷にお任せあれ。皆さまの味方になりますよ! まずはご相談くださいね。
次回はこの「同人誌」をつくるのに「なに」を「どのように」載せたら魅力的な冊子になるか。考えていきたいと思います。
お楽しみに!
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