「花ぎれ」とは? 「小口」とは? ~本の専門用語を知って冊子づくりをより楽しく~
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
冊子づくりを始めるにあたって、ぜひ知っておきたい用語があります。それは冊子の各部分の呼び名です。もちろん知らなくてもつくることはできますが、知っておけばより自分の理想とする「こだわり」を冊子に盛り込むことができます。印刷会社スタッフとの会話もスムーズになることでしょう。
知っておいてきっと損はありません!
小口(前小口)
本を開く側の手前部分
見返し(効き紙、遊び)
表紙と本文の用紙をつなぐ部分に接着される紙。一般的には表紙や本文とは違う色の紙を使用される。「効き紙」は表紙側に貼り付ける部分、「遊び」は本文側の貼り付けていない方の部分を指す。
カバー
表紙を覆うようにかけられる紙。本の印象を決める役割が大きく、デザインや質感にこだわりが求められる場合が多い。「ジャケット」とも呼ぶ。
帯
表紙の上に巻く細い紙。本のキャッチコピーや推薦文など宣伝文句を書く。書店に流通させる場合には必要。通称「腹巻き」。
のど
本の綴じ側。小口の反対部分
天
本の上部分
地
本の下部分
花ぎれ
背の接着面に貼り付けた布。「花布」とも書く。補強のために付けられていたものだが、現在は主に装飾用
しおり(スピン)
布製のしおりです。花ぎれと背の間に糊付けされています。「スピン」とは日本独特の呼び方で、英語ではブックマークまたはブックマーカー
かど
表紙の隅の直角部分。通常は90度に仕上げるが、丸くする「角丸」「丸隅」や、洋装書などに施されることがある革やクロースを貼り付けた「角革」、金属を貼った「角金」などがある。
とびら
全体を「章」などで分けた場合、その前後をわけるために入れるページ(用紙)。一般的にタイトルや見出しなどが印刷される。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。