「最適な綴じ方」で製本いたします
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
皆さまが日頃手にする本には何種類かの「綴じ方」が存在しますが、本の用途によって使い分けられます。イシダ印刷がお受けする製本は主に「無線綴じ」という方法です。教育関連施設で使われる教科書や要項の他、新書、文庫本などがこの綴じ方で、私たちが最も得意とする方法でもあります。上製本に比べて製造コストを抑えられることと、軽量なので持ち運びに適しています。紙を束ねた背の部分には「ホットメルト」と呼ばれる糊を使用して貼り合わせ、表紙はその束ねた部分を覆うように一枚の用紙でくるむことから「くるみ製本」とも呼びます。
さらに強度を増したい場合には「見返し」という紙を、表紙を開いた部分と1ページ目をつなぐように貼り合わせます。「見返し」を施すことによって表紙の強度が増し、折れ曲がりなどを軽減するメリットがあります。さらにカバーをつけ、帯を巻くと見た目にも「本」としての完成度が高くなり、そのまま販売しても差し支えない装丁となります。
「無線綴じ」に「見返し」を施し、表紙を強化
「無線綴じ」以外には、「中綴じ」「平綴じ」などの方法があります。半分に折った紙の折り目部分をホッチキス留めする方法が「中綴じ」です。こちらは主にページ数が少ないものに使用され、ノートや通帳、楽譜など本を開いた状態で使用するものに適しています。また紙を束ねた部分を糸や針金でかがる方法が「平綴じ」です。
綴じ部分をさらに強化する場合は「PUR」という糊を使用する方法もあります。これらは製本の用途別に使い分けることをおすすめしますが、部数によってはかなりコストが高くなる場合があります。
イシダ印刷ではお客さまのご希望を最優先し、その中で使用目的とご予算に合う製本方法を提案させていただきます。製本させていただけることは私にとって最大の喜び。少しでも良い方法で作らせていただけるなら本望です。私が直接窓口としてご相談に応じます。おしゃべり好きの私、石田秀樹とぜひお話しませんか!?
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