レザックの使い方1
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
表紙用紙の中で特に個性的で目を引く「レザック」。文集や資料印刷、報告書の表紙などで見覚えのある方も多いでしょう。冊子印刷の表紙として定番の紙ですが、高級感のある封筒など、ステーショナリーにもよく使用されています。
レザーライク(皮のような)という意味を持つ造語で、カーフ(仔牛の皮)のような凸凹加工が特徴的な「ファンシーペーパー」です。
・ファンシーペーパーとは?
はっきりとした定義はありませんが、上質紙やコート紙などの平滑な印刷用紙とは違って、独特な装飾性を持つ紙の総称です。特殊紙と呼ぶこともあります。色は白に限らず、鮮やかな赤や黒、味わいのある和風の色、可愛らしいパステルカラー、金箔や銀箔の混ざったものなど、様々なものがあります。有名なところでは、細かな波のような凹凸が美しく豊富な色展開を持つ「マーメイド」、茶褐色のパルプを混ぜ込んだレトロな風合いの「ファーストヴィンテージ」。銀の繊維が漉き込まれた高級和紙のような模様の「しこくてんれい」、細かい皺紋をあしらった「新だん紙」など、高級和紙の風合いを模倣した洋紙も人気が高いです。マーメイドは画用紙のような風合いが美しく印刷適正もあるので、写真集や絵本の本文印刷に使われることも多いです。ファーストヴィンテージは薄いものから厚いものまで展開しているので、冊子印刷だけではなく箱や包装紙などに幅広く用いられています。しこくてんれいは平滑で使いやすい紙で、冊子の表紙印刷だけではなく便箋や色紙としても活躍しています。新だん紙は皺の凹凸がかなり強いので印刷適正は低いですが、高級感のあるパッケージや封筒に使用されています。
・個性的だけれど手軽なレザック
強い存在感を放ち、一味違う個性的で高級感のある印刷物を作れる「ファンシーペーパー」ですが、やはり上質紙やコート紙に比べると価格は上がってしまします。しかしレザックは広く普及しているのでファンシーペーパーにしては安価で、文具店でも手軽に手に入れることができます。印刷所でも取り扱いが多く、使いやすいというのがレザックの魅力です。
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