冊子を補強する「見返し加工」とファイリングに便利な「穴あけ加工」 ~オプション加工について知ろう(4)~
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
イシダ印刷の「御見積」フォームを便利にご利用いただくため、項目ごとに解説するシリーズの最終回。今回はオプション加工の「見返し加工」と「穴あけ加工」についてお話したいと思います。
「見返し加工」とは、表紙の裏(表2)とその次にくるページ、裏表紙の裏側(表3)とそのひとつ前のページにそれぞれ紙を貼り付ける加工のことです。表紙と本の中身の用紙をつなぐ役目も果たすので、本の耐久性を高めます。つまり、見返し加工を施すことで、本が補強されるということです。
表紙の裏に全体的に貼り付ける紙を「見返し紙」、その次にくる紙で裏側はりつけていない紙を「見返しの遊び」と呼びます。イシダ印刷では「色上質厚口」「色上質特厚口」「上質70K」「上質90K」の4種類から選べるようになっています。
見返し加工は中身の用紙より厚めの用紙で行うことが多く、「色上質厚口」「色上質特厚口」の場合は数十種類のカラーから選んでいただくことができます。表紙を開いた時、パッと鮮やかな色が目に飛び込んでくるという経験をされたことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、それがカラー用紙を使った見返し加工です。本格的な書籍や卒業論文、報告書など、高級感も高まり、また強度が高まりますので長く保存したい冊子には最適です。
「オプション加工」は理想の冊子づくりにひと役買います!
「御見積」の中の最後の項目は「穴(2穴)あけ加工」です。こちらは読んで字のごとく、2つの穴をあける加工です。長く保存されたい場合に、ファイリングするのに大変便利です。実際のところ、ある程度のページ数がある冊子をあとから穴あけする作業はかなりの労力を伴います。正確に美しく穴あけ加工をするには専用の機械も必要です。
イシダ印刷では、「穴あけ加工」時の穴の直径は「5mm」と「6mm」(規格)の2種類からお選びいただけます。2穴は穴の位置が指定できませんのでご注意ください。穴の位置は紙端から10mm、2穴の間隔は80mmとなります。
「穴あけ加工」は安価で承っておりますのでぜひご利用ください。
「オプション加工」をよりよく便利に活用していただき、理想の冊子づくりにお役立てください。ご利用を検討される際のご質問やご相談はぜひイシダ印刷までお気軽にお問合せください。
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