卒業論文・論文集の印刷製本 その2
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
論文集におすすめの表紙用紙
表紙はお好みによって様々な紙を自由に選べますが、雰囲気と価格が変わってきます。
安い順にプランを紹介していきます。
厚手の上質紙
本文より厚い上質紙を選択する、というのが最もシンプルで安価な選択です。しか少々地味な印象の冊子になってしまうかもしれません。上質紙ははっきりしたカラーの再現に弱いので、派手なデザインを印刷するのは不向きですし、白い上質紙に墨文字のタイトルだけ、というのは簡易的な印象になります。
もう少しおしゃれに、色上質紙
上質紙に色がついた色上質紙は、多彩なカラーバリエーションの中から好きな色を選べます。
文集や論文集などでよく見かける紙です。紙に色がついているので、安価なモノクロ印刷でも十分に映えるのでコスト削減にもなります。
カラーの図版を印刷するならコート紙・マットコート紙
写真や図版を印象的に見せたい場合には、インクの発色が良いコート紙を選択しましょう。カラー印刷をした時にインクが染み込んで色が沈まないように、コート剤が塗布された紙です。紙質は純白で、上質紙よりもつるつるとした平滑な印象です。コート紙のツヤがきになる方は、落ち着いた風合いのマットコート紙を使用しましょう。
高級感のあるレザック
さらにもう一歩進んで高級感のある仕上がりを求める方は、革のような凸凹の質感が美しいレザックを使用しましょう。
紙自体に模様がついているので、墨文字でタイトルを印字しただけで十分華やかな冊子になります。こちらも論文集や報告書などでよく見かける紙です。
論文集の綴じ方
冊子印刷は様々な綴じ方を選択できますが、論文集でお勧めするのは「無線綴じ」です。
ページのノドが糊で固定され、表紙用紙でくるまれた形で「くるみ製本」とも呼ばれます。市販の雑誌やテキスト、小説などで最もよく使われている製本方法です。
ホチキスを使った「平綴じ」や「中綴じ」とは違って、背表紙が出来るのが特徴です。
(上から平綴じ・中綴じ)
背表紙にタイトルを入れれば、本棚に立てた時や重ねた時にも取りやすく、扱いやすい冊子になります。
800ページまでの分厚い冊子の製本にも対応しているので、論文のページがどんどん膨らんでも心配いりません。ページがばらばらになったり背が割れたりすることなく、美しく丈夫な冊子に仕上がります。
> 綴じ方については、「製本・綴じの種類について」でも掲載してります。
以上、おすすめの仕様でした。研究の成果を納得のいく形でまとめましょう。
学校側の規定などもよく確認し、不安なところがあれば気軽に相談してみましょう。
冊子のジャンルから選ぶ
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