原紙サイズとは?
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コピー機や家庭用のプリンターで印刷をする時には、A4やA3、B4など、様々な大きさの紙を買って使います。文具店にはA4やA3、B4などの使いやすいサイズの紙が並んでいますが、製紙会社は小さなサイズの紙を作っているわけではありません。大きな「原紙」サイズの紙を作って、それを小売店や文具メーカーが裁断して商品にしています。印刷会社の場合は、原紙で紙を仕入れ、冊子の原稿を入るだけ並べて印刷し、最後に冊子サイズに裁断します。
原紙のサイズいろいろ
原紙のサイズはJISで定められており、すべての製紙メーカーが同じ大きさの紙を作るようになっています。しかし、原紙のサイズは一つではなく、似たような大きさの規格が複数あります。
図に示したように、A列本判(625×880mm)、B列本判(765×1,085mm)、菊判(636×939mm)、四六判(788×1,091mm)、ハトロン判(900×1,200mm)の5種類で、印刷物の大きさを考えて一番無駄なく面付けできる紙を使います。A4やA3などを印刷したい時はA列本判を使いますが、B4やB5の冊子を印刷する時は、B列本判を使います。A列本判も、B列本判も、A4やB4をぴっちり並べた大きさよりもやや大きいサイズです。印刷した時にトンボのスペースや適度な隙間も確保できるように作られているのです。
A列と菊判、B列と四六判の使い分け
図を見ると、A列本判と菊判、B列本判と四六判の大きさがとても似ています。実際、A4の冊子を印刷する時に、A列本判を使うこともあれば、菊判を使うこともあり、B4の冊子を印刷する時に、B列本判を使うこともあれば、四六判を使うこともあります。なぜ似たような規格サイズが混在しているかというと、そのサイズが発生した時代や国がバラバラだからです。紙の種類によって、四六判は取り扱いがあるけどB列本判はなかったり、A列本判はあるのに菊判はなかったりして、印刷所の紙の選択も状況によって様々に変わります。しかし、いずれにしろ紙自体のコストは大して変わらないので気にすることはありません。
通常、印刷時に使用する原紙サイズは印刷所が決めます。印刷物の仕上がりサイズを伝えれば、印刷所が最も効率良く面付けができる原紙を選択してくれます。
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