報告書表紙のデザインのコツ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
報告書は淡々としたデザインになりがちで、白地に黒い文字でタイトルと制作者の名前が書かれているだけ、というものも少なくありません。社内や学校内など身内で閲覧する資料ならばそれでもいいでしょう。しかしクライアントに提出する調査報告書や、投資家などに公開する事業報告書、決算報告書などは見栄えを気にした方がいいです。
報告書の表紙に相応しいフォント
事業報告書や決算報告書、統合報告書などの表紙によく使われるフォントは、中〜太字のゴシック体です。視認しやすく、派手すぎず、フォーマルにもカジュアルな印象にもなる、最もプレーンな書体です。
PCに標準搭載されている「游ゴシック」「ヒラギノ角ゴシック」などが人気です。
MORISAWAなどの有料フォントを契約すると、見出しゴシックや新ゴシックなど、広告や雑誌でお馴染みの洗練されたゴシック体をいくつも使用することができます。
Googleが無償提供しているウェブフォントも印刷に使えるので、気に入ったものがあったらダウンロードして見ましょう。noto sansなどが日本語のプレーンなゴシック体として人気です。
明朝体も表紙のフォントとしてはしばしば使われますが、どちらかというとクラシックなイメージで、法律や契約関係などのかっちりした書類に使われます。
また、いわゆる「デザイン書体」と呼ばれる、ポップな書体や角ばった書体などは余程の理由がない限り報告書には使いません。
丸ゴシックもどちらかというと「デザイン書体」と同じようなポップな印象なのですが、プレーンなものならCSR報告書や環境報告書など、やや柔らかい内容の報告書に使われる場合があります。
報告書の表紙に写真をレイアウトする
報告書は内容に相応しい写真やイラストを配置すると、より魅力的になります。あまりにも写真に目が行き過ぎると内容が伝わりにくいので、あまり派手すぎない、遊びすぎていないビジュアルを選ぶといいでしょう。
画像を配置する場合は、タイトルと画像の間にしっかり余白をとってタイトルが読みにくくならないように注意する必要があります。
タイトルを画像の上に載せる場合は、コントラストをしっかり確保するようにしましょう。
環境報告書なら緑の木漏れ日や海辺、決算報告書なら会社の社屋の写真や事業の写真、調査報告書ならクールな印象の幾何学図形などが合います。
Adobe stockやGetty imaggesなど、フリー素材を使うのもおすすめです。
報告書を印刷する
せっかく綺麗に表紙をデザインしても、印刷が悪ければ台無しです。特に写真はモニターで見た時とギャップを感じることが多いでしょう。報告書をプリントする際は、文字や画像がきれいに印刷できる機械を使用しましょう。
もし印刷がうまくいかなかったら、ネット印刷でオンデマンド印刷をするのがおすすめです。オンデマンド印刷は高精細のレーザープリンターで、コピー機と似たようなコストで、オフセット印刷のような綺麗な印刷に仕上がります。さらに製本まで綺麗に完了した状態で納品されるので、ホチキス留めやクリップ留めなどの煩雑な作業から解放されます。
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