本の扉(とびら)って何?役割や使い方のコツ~オプション加工について知ろう(1)~
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
イシダ印刷のお見積り / ご注文ページで、お選びいただく項目の一つに「オプション加工」があります。
こちらに記載されている項目は、あまり馴染みがないという方が多いかもしれません。
「オプション加工ってイマイチよくわからないし、費用もかさみそうだから、なくてもいいかな・・・」とスル―されている方、いらっしゃいませんか?
このオプション加工、もちろん「オプション」というくらいですから利用しなくても本・冊子をつくることは可能です。しかし、オプション加工をうまく活用することで、より本格な「理想の本・冊子」に近付けることができるのです。
このオプション加工について、4回シリーズで一つずつわかりやすく解説していきたいと思います。ぜひ取り入れて、完成イメージに近い本・冊子を作ってみてください。
第2回 地図や年表を見やすくする「片袖折り」 ~オプション加工について知ろう(2)~
第3回 より高級感のある仕上がりにする「片面PP加工」 ~オプション加工について知ろう(3)〜
第4回 冊子を補強する「見返し加工」とファイリングに便利な「穴あけ加工」 ~オプション加工について知ろう(4)~
今回は第1回「扉(とびら)」についてです。
「扉」を使いこなして本を読みやすく
「扉」といえば家の扉、窓の扉、本棚の扉。そう、なにかを「開く」ためのものです。本の場合も同じです。
表紙を開いて、その次にくるページであり、章が始まる入口となるページを「扉」といいます。本の構造によっては、本を開いた時の「見返し」の次に「扉」がきます。
※見返し=表紙の裏に貼り付けてある用紙と、その次にある印刷されていない用紙。ない場合もあり。
最初の扉は「本扉」ともいい、タイトル、出版社名、著者名などが記されています。いわゆる本の自己紹介のような役割があり、本文の用紙より上質な紙が使われていたり、色の違う用紙が使われたりします。
扉には「本扉」以外に「中扉」(ただ「扉」とだけ呼ぶ場合もあり)と呼ばれるページがあります。
これは内容の区切りに挟まれるもので、ページ数によっては部や章ごとに「中扉」をいくつも入れる場合があります。
複数の著者が寄稿している文集や論文集などで、作者ごとに中扉を挿入することもあります。
特にページ数が多く、分厚い冊子になる場合は「中扉」を入れることによって格段に読み進めやすくなりますので、おすすめのオプション加工です。
「中扉」に載せる文字は、他ページとは区別するためにも、その章の見出しを入れるのみにとどめます。
扉に使う用紙の色や種類を変えるとメリハリが生まれ、本を手にとった時に章立てが一目でわかるようになって高級感も出ます。
イシダ印刷で本に「扉」をつけるなら
イシダ印刷では、29色の色上質紙(厚口/中厚口)のカラーバリエーションの中から「本扉」「中扉」の用紙をお選び頂けます。
カラー、モノクロ、片面印刷、両面印刷が可能です。印刷せずに、無地の遊び紙として挿入することも可能です。
扉は全部で5枚まで、任意のページに挿入することができます。
「扉」「中扉」を使った冊子づくりについてのご質問やご相談は、ぜひイシダ印刷へ!
皆さまの理想の冊子づくりに全力でお応えします。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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