画像の形式について 1
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
・画像の形式に注意
wordで学会誌や会議資料を作ったり、Illustratorで作品集やアルバムを作ったり、冊子印刷にはパソコンでの作業が欠かせなくなっています。パソコンで原稿を作成する時は、文字を打ち込むだけではなく、図や写真、イラストなどを使用することが多いでしょう。デジタルカメラやスマートフォンで撮った写真、スキャナーで読み込んだイラスト、インターネットからダウンロードしたフリー素材などの「画像データ」を扱うことになりますが、「画像データ」には様々な保存形式があり、それぞれ特色が違います。画像の形式を理解していないと、編集ソフトに配置できなかったり、画質が悪くなってしまったり、思うようなレイアウトが出来なかったりと、思わぬトラブルを引き起こすことがあります。
・最もポピュラーな保存形式、JPEG
最もよく使われているのがJPEGという保存形式です。JPEGはJoint Photographic Experts Groupの略称で、拡張子は「.jpeg」「.jpg」等です。
約1,677万色のフルカラーで、なおかつ圧縮率が高くデータ容量が小さいので、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像の保存形式としてよく採用されています。ホームページやブログ、フェイスブックやツイッターにアップしたり、メールで送受信したりと、誰でも手軽に扱えるポピュラーな画像形式です。IllustratorやInDesign等のレイアウトソフトだけでなく、wordやpowerpoint等、大抵の編集ソフトで扱えます。高精彩の写真も表現できるので、 商業印刷のDTPデザインでもよく使用されます。webでも印刷でも使用できる、最も汎用性の高い形式と言えます。
自分で冊子の原稿を作る時はもちろん、人に写真データを要求された時も、JPEGで保存すれば大抵のソフトで開けるので問題が起きません。
・JPEGは上書き保存で画質が劣化する
使い勝手が良く、表現力も高いJPEGですが、一つ大きな欠点があります。それは、編集、保存を繰り返すと画質が劣化するということです。
図の上が加工前、下がPhotoshopで高圧縮率で保存しなおしたものです。
JPEGは非可逆圧縮を行なうため、一度色やサイズを変更して保存するとデータが省略され、もとに戻せません。何もしなくても、Photoshop等の画像ソフトで「上書き保存」「別名保存」をするだけで圧縮されて画像が劣化していきます。画像を使用するレイアウトを決めたら、サイズや色調の変更はなるべく1~2回で済ませるようにしましょう。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。