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製本の方法を決める

本年度の卒業アルバムのご依頼について、予定する冊数を超えましたので停止しています。
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。

作りたい冊子の種類で綴じ方を決めましょう
 
以前にも書きましたが、冊子を作る場合はその本の種類によって最適な綴じ方を選択する必要があります。イシダ印刷の御見積では「無線綴じ」「中綴じ(針金綴じ)」「平綴じ(ホッチキス留め)」の3種類の方法から選択できるようになっています。どれを選んだら希望通りの冊子を作ることができるのでしょう。あらためてそれぞれの綴じ方を解説したいと思います。皆さまが作りたい冊子が最適な綴じ方で作成していただければ幸いです。

 
それぞれの特徴やメリット、デメリット
 
無線綴じ無線綴じ・・・糸や針金を使わずに綴じる方法。紙を束ねた背の部分をホットメルトと呼ばれる糊を使用して張り合わせる。
 
ページ数の多いものに使われることが多く、比較的安価でできます。漫画雑誌や文庫本、コミックなどにこの綴じ方が使われています。
 
綴じ部分は背の糊で合わせた部分のみなので、本を180度開くことはできません。手などで押さえないと開いたままにできないため、楽譜や台本などには不向きかもしれません。無理に開こうとすると背の部分の糊が外れ、ページが取れてしまうこともあります。最近は糊の質も向上し、そのようなことはかなり減ってきました。
 

中綴じ中綴じ(針金綴じ)・・・本を開いた状態の用紙を束ね、真ん中で折る部分を中央に沿って針金で留める方法。週刊誌や漫画雑誌、広報誌、パンフレットなど多くの冊子に使われる。
 
綴じ方の性質上、あまり厚みのあるものには向いていません。開いた状態で使いやすいため、通帳やノートなどにも使われています。紙を重ねて折り曲げるという特徴のため、外側に来る用紙ほど大きく、真ん中にいくほど小さくなります。これは折り曲げた状態でカットするためです。
 

平綴じ平綴じ(ホッチキス留め)・・・は背の部分から約5mmのところに2か所、もしくは3か所をホッチキスで綴じる方法。教科書や少し厚めの取扱説明書などがこの方法で綴じられている。
 
この方法は無線綴じより丈夫にできますが、本を180度開くことはできません。無線綴じのように無理に開くことも不可能なため、開いたまま使用するような場合は不向きです。

 
どの綴じ方がいいのか、迷ったらぜひイシダ印刷にご相談ください!
 
それぞれの綴じ方には特徴があり、メリットもデメリットもあります。作りたい本の使われ方や内容によって、最適な綴じ方をご選択ください。どれにしたらよいか迷っている方は、ぜひ気軽にお問合せください。経験豊富なスタッフがお客さまと一緒に一番良い方法を選べるようお手伝いいたします。

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製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。

  無線綴じ冊子

無線綴じ冊子

書籍・テキスト・報告書などページ数が多い冊子に最適です。800ページの製本まで対応しております。

  中綴じ冊子

中綴じ冊子

取扱説明書・報告書・パンフレットなどページの少ない見開き状態で使うものによく用いられています。

  平綴じ冊子

平綴じ冊子

ページ数が少ない企画書・社内資料やアンケートなどの配布資料など簡易的に用いる資料にオススメです。

  リング製本

リング製本

リング製本は綴じ側にパンチで穴を開けて、ワイヤーリングで背部分を綴じる製本方法です。

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