見やすい資料作りのコツ 2
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
会議資料や論文などの原稿を作る時に、見やすいグラフのデザインが重要になります。
ExcelやPowerPointでは、様々な色や効果を駆使してカラフルな図版を作ることができますが、印刷用のデータを作る上で注意しなくてはいけないことがあります。
・RGBとCMYK
パソコンの画面は基本的にRGBという光の三原色で表現されています。Microsoft Office系のソフト上でもRGBでデータが作られ、印刷用に書き出されたPDFもRGBモードになっています。しかし印刷はCMYKという四色の染料で色を表現するので、RGBのデータをCMYKに変換して作業します。その際、RGBで作成した色が正確に再現されないことがあります。
RGBは光の三原色なので、鮮やかで輝くような色表現が特徴的です。南の島の青い海や、アニメのキャラクターの鮮やかな色彩など、CMYKに変換するとイメージが大きく変わることがあります。
特に注意したいのが、明るい水色、黄緑、ピンク、黄色です。ExcelやPowerPointのカラーパレットによく入っている色ですが、CMYKに変換すると図のようにくすんだ色になってしまいます。CMYKで表現できる明るい水色、黄緑、ピンク、黄色の限界は右の図の一番右の四色なので、これより鮮やかな色を設定するのは避けましょう。
・モノクロ印刷の再の注意点
グラフや地図ろきれいに色分をしてデザインしても、モノクロに変換すると違いが分かりにくくなってしまいます。図のように、明度の近い色はほとんど同じ色になってしまうので注意が必要です。
Excelでは、「レイアウト」タブの「選択対象の書式設定」をクリック、「データ系列の書式設定」ダイアログボックスで設定することができます。「塗りつぶし」の「塗りつぶし(パターン)」を選択し、斜線やドットなど、変化のある模様を選んでデザインしましょう。また、パターンで色分けした場合、グラフ自体の形が見えにくくなるので、必ず外枠の罫線に色をつけましょう。
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