製本方法 綴じ方の種類
冊子を作るときに必ずでてくる綴じの種類、本の各部の名称、綴じ方向、表紙回りについてご紹介します。
製本発注時に知っておくと便利ですので、ご活用ください。
無線綴じ(くるみ製本)
無線綴じ製本は、丁合の完了した本文の背を3ミリほど切り落とした後(ミーリング)、溝のようなキズ入れて(ガリ)、特殊な糊(ホットメルト)をつけて、糸や針金を使わず表紙をくるむ製本様式です。くるみ製本とも呼びます。
背表紙ができるため、本のタイトルなど文字(背文字)を入れることができます。
しっかりとした直方体に仕上がり、本格的な見栄えの無線綴じは、書籍・テキスト・報告書、教材などページ数の多い冊子に向いています。
本文4~800ページまでの無線綴じに対応しています。
中綴じ(針金綴じ)
中綴じ製本は、本を開いた状態の紙を重ね、中央を2カ所針金(ステッチ)で留める製本様式です。
取扱説明書・会報・報告書・パンフレット・カタログ・リーフレットなどページの少ない、見開き状態で使う冊子に適しています。
180度開いてノド(綴じ側)まで見え、冊子を開いて置くことができます。
無線綴じ冊子に比べるとコストも安くおさえられ、短納期でできます。
本文4~40ページまで対応しています。(入稿データのページ数は4の倍数になるように作成します。)
平綴じ(ホチキス留め)
平綴じ製本とは、紙の端から5mm程度を綴じ代としてホチキスで留める製本方法です。
ホチキス留めの位置は、1ヶ所、2ヶ所をお選びいただけます。
ページ数が少ない企画書・社内資料やプレゼン、アンケートなどの配布資料など簡易的に用いる資料にお勧めです。
本文8~80ページまで対応しています。
平綴じ製本は、ホチキスで冊子の上から綴じます。
そのため多ページや見開きでは、ページの内側が読みづらくなりますので、原稿のレイアウトにご注意ください。
リング製本
リング製本は綴じ側にパンチで穴を開けて、ワイヤーリングで背部分を綴じる製本方法です。ページが360度回せて、見開きが180度開いて自立できます。
入稿データは本文の総ページ数が偶数になるように作成します。
冊子印刷 対応サイズ
サイズ | 本のサイズ | 塗り足し付きサイズ(+6mm) |
---|---|---|
A3(*リング製本のみ) | 297mm×420mm | 303mm×426mm |
A3ヨコ(*リング製本のみ) | 420mmx297mm | 426mmx303mm |
A4 | 210mm×297mm | 216mm×303mm |
A5 | 148mm×210mm | 154mm×216mm |
A5ヨコ | 210mm×148mm | 216mm×154mm |
A6(文庫) | 105mm×148mm | 111mm×154mm |
B4(*リング製本のみ) | 257mm×364mm | 263mm×370mm |
B4ヨコ(*リング製本のみ) | 364mmx257mm | 370mmx263mm |
B5 | 182mm×257mm | 188mm×263mm |
B6 | 128mm×182mm | 134mm×188mm |
B6ヨコ | 182mm×128mm | 188mm×134mm |
新書判A | 105mm×173mm | 111mm×179mm |
新書判B | 103mm×182mm | 109mm×188mm |
新書判C | 105mm×173mm | 111mm×179mm |
四六判A | 127mm×188mm | 133mm×194mm |
四六判B | 128mm×188mm | 134mm×194mm |
四六判C | 130mm×188mm | 136mm×194mm |
レターサイズ | 215.9mm×279.4mm | 221.9mm×285.4mm |
カスタムサイズ 正方形、変形サイズなど自由な形の冊子が お作りいただけます。 |
指定可能サイズ ヨコ:90mm~210mm タテ:120mm~297mm リング製本 |
綴じ位置(左・右)の決め方
本文が横書きの冊子や書籍、洋書、英字新聞
本文が縦書きの冊子や書籍、雑誌、新聞、マンガ
基本的に、本文が横書きの場合は「左綴じ」、本文が縦書きの場合は「右綴じ」になります。
本文を読む目線の流れ、文字を読む方向が基準となります。
表紙周り(表1~表4)
▼ 左綴じ
▼ 右綴じ
表紙には表1から表4があります。
(印刷する、しないはデザインによって自由です)
表1はいわゆる表紙、表4は裏表紙です。
表2は表1の裏面、表3は表4の裏面です。
表紙の用紙の裏にあたります。
表紙印刷の色数
表1、表4のみ印刷 「片面印刷」
表2、表3も印刷 「両面印刷」
それぞれ、モノクロとカラーが選べます。
表1・表4はカラー、表2・表3はモノクロで印刷も可能です。(カラー片面モノクロ片面)
本の各部名称
本の装丁を表す用語です。
イシダ印刷の冊子印刷では、様々な装丁のオプション加工をお選びいただけます。
冊子作りの用紙選びで「こんな本にはどんな用紙がいい?」などお困りの時は
フリーダイヤル:法人専用:0120-264-233
携帯電話・スマホからは 06-6753-9955 までお願いします。
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
お客様の声
納品いたしました冊子、担当者の対応などについて、お客様より率直なご感想を掲載させていただいております。
ご注文前にご参考いただけましたら幸いです。
初めての方でも安心してご利用いただいております。
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安心1「全国どこでも送料無料」
印刷から製本、発送までを自社で行い「高品質」「短納期」「低価格」を送料無料で提供いたします。(一部離島を除く)複数箇所への配達もOK!
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入稿データを実際の設備で印刷製本した冊子を、本印刷前に1部お届けします。本印刷前に、発色や綴じ方、めくり具合など仕上がり品質をお確かめください。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
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