卒業論文・論文集の印刷製本 その1
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
手軽に印刷製本
研究の成果をまとめた論文集の制作には、印刷から製本まで一貫制作のイシダ印刷におまかせください。仕様を決めてデータを送るだけで、短納期できれいな冊子に仕上がります。
しかし印刷製本のことを考えるのは論文を書き上げた後で、急いで印刷所を探して仕様を決めなくてはいけないので戸惑うことも多いでしょう。冊子印刷を頼んだ経験のない方にとっては情報を集めるのも一苦労。印刷会社は様々な紙や印刷方法、製本方法を取り扱っているのでつい目移りしてしまいますが、論文集は読みやすさが第一のベーシックな冊子印刷です。定番の「これ!」という仕様を紹介します。
おすすめの本文用紙
冊子印刷をする上で最もよく使われているのが上質紙です。コピー用紙と同じような薄さと白さで、さらさらした手触りと自然な風合いが美しく、本文用紙として非常にポピュラーな紙です。鮮やかな写真や絵を美しく印刷するには少々不向きですが、論文に引用する写真や図版なら問題なく再現されます。また筆記性が高く、ノートのように鉛筆やボールペンで書き込みが出来るので、論文にはうってつけの紙といえるでしょう。
次にポピュラーなのが書籍用紙という紙で、上質紙と似たような質感ですが、淡いクリーム色に着色されています。落ち着いた色合いのおかげで、長時間ページを眺めていても目が疲れにくく、市販の小説などによく使用されている紙です。文字が多くてページ数の多い論文集を書籍用紙で作ると読み手に優しく、また上品な印象の一冊に仕上がります。
つまり純白が好みなら上質紙、クリーム色が好みなら書籍用紙を選べば問題ありません。
おすすめの印刷方法
本文印刷は、オンデマンド印刷とオフセット印刷の二種類の取り扱いがあります。
オンデマンド印刷は高級コピーのような製法で、デジタルデータから直接出力できるので一冊から製作可能です。オフセット印刷はまず原稿から版を製作して、版画のように印刷していくシステムなので、大量部数でないと非常にコストがかかってしまいます。
オフセット印刷を行うのは大体百部以上の印刷物が一般的です。ほとんどの方はオンデマンド印刷を選択するといいでしょう。納期も短いので、提出期限に間に合うように、すぐに形にすることができます。
オフセット印刷の方がオンデマンド印刷より画質が勝る部分がありますが、論文に載せる文字や図版ならほとんど見分けがつかないくらい、どちらの印刷方法も美しく仕上がります。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
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